エムステージのスポット案件数は顕著に減少、条件も悪化~アルバイトも飽和状態で医師も収入増は難しくなってきた印象

2020年2月現在、エムステージでのスポット当直案件は、
案件数は確実に減少しており、さらに当直業務の条件悪化
一部の案件では認められるようになっています。

2018年まではこのエムステージで定期の当直アルバイトもしていましたが、
常勤医が見つかったということで定期当直アルバイトは消滅。
その後はエムステージではスポット当直を探すために活用していましたが、
案件数は顕著に減少してきているのを実感しています。

エムステージでのスポット当直案件数の減少

人口100万人以上の都市部、
通勤は1時間以内の範囲、
科目不問、或いは内科の当直案件、
ということで検索しています。

以前だと、この条件で検索すると、
上記50件程度の検索結果が表示されていました。

しかし、2020年2月現在、
その案件数が顕著に減少しています。

2020年2月12日に検索した結果が、
下記画像になります。

条件に合致した案件は26件。
数字上はは半減しています。

ただ、ここ最近だと、
検索結果が10件台の時もあり、
感覚的には1/2~1/3に減少している印象です。

これは昨年からの感じている傾向で、
以前はスポット当直案件を探すのに苦労はしませんでしたが、
現在は案件数の減少は顕著ですし、
好条件の案件は募集開始直後に埋まってしまう状況で、
希望する案件を見つけるのは非常に難しくなっています

当直業務の条件も悪化している

更に、スポット当直案件の条件が悪化しているものも目立ちます。

以前は単に「病棟管理」のみが業務内容であったのが、
「救急対応」も含まれるようなった案件があります。
下記の画像です。

「救急対応」も加わるとなると、
負担は当然大きくなります。

しかし、報酬額は以前と全く同一の44,000円。

正直、救急対応も加わっての当直案件ですと、
相場はこの界隈ですと6万円前後お思われ、
一気に人気がなくなった案件です。

以前はこの病院は募集直後に埋まるような状況でしたが、
現在は数日経過しても変わらず検索に載ってきます。

救急対応が加わったことで、
回避する人が増え、人気が減ったということでしょう。

業務負担が増加しているにも関わらず報酬額を上げない。
病院側の事情も苦しいのかもしれませんし、
まだこの条件でも応募はあるのだから変える必要まではない、
という判断なのでしょうか。

いずれにしても、スポット案件を探す立場側からは、
条件が悪化しているのが実情です。

また、この病院以外でも、
精神科病院での回診・カルテ記載業務が義務化されたために、
一気に負担が増えた病院がありますが、
報酬は1回4万円で変わらず。

実質的に条件は悪化しています。

勤務医が収入増加を図るのも難しい時代に

エムステージでのスポット当直案件は確実に減少しています。

エムステージという会社が影響力を失ってきている可能性もありますが、
既に好条件の当直案件は、定期案件として飽和状態にある可能性があります。

こうした状況の中で効率的にスポット当直案件を探し出すためには、
エムステージのみならず、メディウェル、リクルートドクターズキャリア、
などその他の紹介会社を活用する必要があります。

実際に私が現在火曜定期当直をしている病院は、
リクルートドクターズキャリアから紹介されたものです。

通勤の負担も少なく、夜間コールも非常に稀、
ほぼ寝当直で1回4.5万円の報酬も、
この界隈では十分な好条件の部類に入ります。

こうした案件を見るけるのは、
今後は難しくなっていくでしょう。
少なくともここ数年の傾向からはそう感じています。

そうなると勤務医が効率的に収入増加を図るのも、
今後は難しい時代になっていくと思われます。

高収入を維持できている今のうちに、
キャッシュフローの出る不動産を購入し、
労働収入に依存しない収入部分を増やしていく必要性を感じています。

加えてFX裁量トレードの確立。
労働収入の限界をひしひしと感じますし、
だからといってここで停滞する気はありません。

他人に頼ってもろくな結果にならないことは
経験上十分に学びました。
結局は自分で打開していくしかありません。

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