勤務医のボーナス事情~非常勤なのにボーナスをくれるH会から46.7万円の振り込み

世の中には奇特な経営者がいるのです。

2019年1月9日、非常勤先のH会から12月分の給与及び、
冬期特別手当つまりボーナスの支給がありました。
非常勤先からボーナスです。
普通、あり得ません。

このH会は個人開業の産科になりますが、
経営陣が全く自分の懐を潤すことに興味がないというか、
利益は職員に公平に還元するという奇特な病院です。

因みに常勤先の病院は経営に非常にシビア。
職員の給料水準も高くありません。
加えてドクターは年俸制ですので、
ボーナスもありません。

年度末に出来高に応じて手当が出ることはありますが、
この出来高も病院全体での分娩数に依存しますので、
毎年支給されるわけではありません。

そんな中、非常勤である私にまで、
毎年ボーナスを支給してくれるH会には、
本当に感謝しています。

病院名が特定されないように、
黒字で伏せていますが、
467,100円の入金がありました。
これがH会からの12月分給与及びボーナスの総額です。

因みにこのH会は、
源泉徴収を予め4割弱行ってくれているので、
確定申告の際に重宝します。

厳密に内訳を説明すると、
通常勤務5回×8万弱=40万円弱、
冬期特別手当35万円、
ですので合計約75万円弱の収入です。

手取り額は467,100円なので、
かなり多く源泉徴収されていることが分かると
思います。

多めに源泉徴収してくれた方が、
手元に入るお金が少なくなり、
節約になります。

源泉徴収額が少ないと、
いずれにせよ確定申告では、
追加で税金を納めることになります、
我々の年収になると。

私の場合は、合法的な節税策を施して、
毎年確定申告では還付金が発生します。
これも大きい。

日常の手取りは少なく、
確定申告で大きく返ってくる。
これは節約に繋がります。

さらに私は、常勤先とはコンサルティング契約を結んでいます。
この報酬は私の所有する法人に振り込まれます。
これも大きな節税効果があります。
勿論、業務実態があることが大前提ですが、
こうしたやり方の方が、
個人にとっても病院側にとっても本来は合理的なんです。

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