JCS(ジャパンコーマスケール)の覚え方を絶妙な面白さと分かりやすさで解説してる動画を発見

JCS=Japan Coma Scale
ジャパンコーマスケールについては、
医療従事者であれば知らない人はいないでしょうが、
このJCSの覚え方を分かりやすく解説した動画を
見つけました。

ツボでした。

北斗の拳のシュウがJCS的には100、
だそうです。

これはかなり具体的にイメージできます。

念のためJCSについて記載しておくと、

I 刺激しないでも党醒している〈一桁の数字で表現〉

1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない

2 時、場所または人物がわからない

3 名前または生年月日がわからない

II 刺激すると覚醒する〜刺激を止めると眠り込む〈二桁で表現〉

10 普通の呼びかけで容易に開限する
(合目的な運動〈たとえば、右手を握れ、離せ〉をするし言葉もでるが、間違いが多い)

20 大きな声または体をゆさぶることにより開眼する
(簡単な命令に応ずる、たとえば離握手)

30 痛み刺激と呼びかけを繰り返すと、かろうじて開限する

III 刺激しても覚醒しない〈三桁の数字で表現〉

100 痛み刺激に対し、はらいのけのような動作をする

200 痛み刺激に対し手足を動かしたり、顔をしかめる

300 痛み刺激に反応しない

付  ”R”:不穏  ”I”:糞尿失禁  ”A”:自発性喪失

北斗の拳のシュウならば、
痛み刺激を与えられないように避けてしまう、
(開眼はしていないけど)
というのが正確なので、JCSでは表現できないでしょうが、
それでもイメージしやすい表現だと思います。

もう一つ、
鍼灸師の方が解説している動画もありました。

こちらも分かりやすい。

他にも、名古屋大学で実際に学生向けのワークショップが行われた動画
もありましたが、つまらないうえに長いので掲載しません。

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