不動産投資を本格的に開始したのが2017年。
生命保険の代替商品として新築マンションを購入しました。
初年度は節税効果も大きく、
確定申告により所得税の還付金が330万円ほどありました。
毎月若干の手出しがあるとは言え、
確定申告で大きく戻るのだから、
総合的に考えれば効率的だろう、
と考えていました。しかし、2019年3月現在、
次第にこの考えの危うさを感じるようになりました。
自分自身の考えそのものよりも、
不動産業者の話を真に受けることのリスクが、
実はかなり高いと感じるようになったのです。
不動産業者は医師の属性を利用しているだけ&買わせる為に調子の良い話ばかり
どの不動産業者も、
医師の属性を利用しているに過ぎません。
つまり、銀行からの融資を受けやすい。
年収の10倍以上もの融資を受けることも可能で、
定年も実際にはあってないようなものだから、
融資期間も長く取れる。
こうした属性があるために、
医師を狙って物件購入を企てる。
利用価値が無くなったら、
次の獲物を探す。
「末長いお付き合いを」
と調子のいいことを言いますが、
それは最初だけ。
新築区分マンション8戸を購入したT社なんて、
購入後何の音沙汰もありません。
「入口は新築区分で節税を図り、
中古1棟物でキャッシュフローを構築していく」
との説明を受けましたが、
自社のマンションさえ買ってもらえれば、
正直後のことなどどうでもよいのでしょう。
まあ、これが現実です。
勉強になりました。
また、別のR社との取引ですが、
こちらは京都のホテルの1室の権利を、
現金1000万円で購入しました。
当初は、出資金は確定申告の際に全額一括償却可能、
年利20%程度を見込める、
ということで購入の決断をしました。
しかし、実際には、
一括償却は不可、
年利8%が目標、
と当初の説明と著しい乖離があるにも関わらず、
何の説明もなく上記が決定されていました。
挙句の果てには初回配当が遅延。
いきなりの契約違反です。
不動産業者は金を出させるためなら
平気で嘘も付けるのでしょう。
大変勉強になりました。
2度とあなたたちの話は真に受けません。
ローン返済その他諸々の費用を合わせると、毎月100万円の支出である現実を直視する
現在、東京及び横浜に新築区分マンションを8区分保有していますが、
これにかかるローン返済が年間で8,838,084円、
管理費・修繕費が957,000円、
固定資産税520,000円、
ということで、合計10,315,984円になります。
また、新たに横須賀に購入する戸建ての物件でのローン返済が、
年間で1,592,285円、
管理費・修繕費が126,360円、
固定資産税が150,000円、
ですので、こちらで年額1,868,645円となります。
これらを合計すると、年間で、
12,183,729円の支出が発生している、
ということになります。
月額101.5万円
です。
仮に全室空室となると、
これだけの自腹が発生してしまう、
ということなのです。
区分マンションに関しては家賃保証契約を結んでいますから、
家賃収入が突然ゼロになることは通常は考えられませんが、
不動産業者の話を真に受けるのはやめるべきですから、
対策を講じておく必要があります。
シンプルに現金をプールしておく必要があります。
毎月100万円もの支出が発生している中で、
浪費している余裕はありません。
これまで外出時に一度に10万円以上使うこともザラでしたが、
今後はそもそも外食を控え、使用金額も制限します。
これは不可避です。
自宅でもお酒を飲む機会が多かったのですが、
平日はお酒は止め、学習に時間を費やします。
これにより、将来的な収入増の方策を検討していきます。
ちょうど、自分のライフスタイルを再調整する必要があるな、
と感じていた時期でもありました。
不動産投資についての暗雲は、
自分の背中を押してくれたように思います。
結局は不動産を購入したのは自分自身の決断ですし、
それを今からどうこう言っても現実は変わりません。
やはり頼れるのは自分だけですね。
「成功の9ステップ」という書籍には、
成功の1つの条件に、
「自分の夢に他人を巻き込む」
とありますが、それもそうかもしれませんが、
自分自身の力を徹底的に追及していく方が効率的な場合も
あろうかと思います。
そもそも、この「成功の9ステップ」の著者の
ジェームス・スキナーさん、思いっきり腹が出てるのに、
書籍の中で健康について語っています。
何の説得力もありませんよ。
どの口が言ってるんだ!?と。
不思議でならない、自分の事を棚に置いてこういう事を
言えちゃう人は。
まあ、彼のことはどうでも良かった。
兎に角自分は、自分の力だけを信じて、
徹底的に自分を追い込んでいきます。
これまでも苦しい時はそうして乗り越えてきました。
今回も、そして今後も自分はそうしていきます。