FX裁量トレードは、私が長年取り組んでいる課題です。
私の場合はメンタルに問題があり、
安定した成績にはもう一歩というところ。
それでも年間成績は既にプラスのレベルなのですが、
どうもこのレベルから抜け出せない。
メンタルの問題というのは、
連敗した時に感情的になりルール外のトレード、
そしてまた負ける。
損失を取り戻そうとレバレッジを上げたトレード。
感情的になっているので優位性が十分でないトレード
してしまい、やはり負け。大損失に。
この
「メンタル崩壊自暴自棄トレード」
が時折出現することで、
成績が一気に悪化し、
トレードへのモチベーションも下がってしまうのです・・・
連敗をしなければいいわけなのですが、
トレードはそう都合よくはいきません。
相場状況によっては連敗もしてしまう。
最近、改めて基本に立ち返り、
・トレードルールを極力シンプルに
・かつ自分が運用しやすいルール
・過去検証を十分に(まずはユーロドル1000回分)
・一つの手法を一つの口座で運用
・トレードルールは紙に書いて見える場所に張り出す
こうした対策を考えています。
EUR/USD5分足トレード100回分の振り返りを行い、自分が運用しやすい形にアレンジ
今回のオリジナルのトレードルールは、
・5分足で
・上・下の方向性がはっきり出た時に
・押し目買い・戻り売り
をする、という極めてオーソドックスでシンプルなものです。
そして、リスクリワード1:1に固定。
これで勝率が5割以上あれば優位性があるルール、
ということになります。
実際、過去検証100回分をまず行い、
勝率は58%ありましたので、
そのままルールを採用しても問題ないのですが、
いくつか改善の余地はあることが、判明してきました。
まず、プラス圏で推移している時間帯はあるにも関わらず、
利確ポイントまで届ききらないうちに反転して損切りにかかる、
というケースが見られること。特にロング時。
これは元々リスクリワード1:1で設定していますから、
リワードで勝率をカバーする、ということが出来ません。
なので、プラス圏にいるうちにさっさと利食いしてしまう方が、
結果的には効率的だろうと考えました。
次に、ショート時。
特にトレンド転換から大きな値幅が期待できるような状況で。
この場合はリスクリワード1:1に限定せず、
極力利を伸ばす方が成績が向上するだろうと考えられました。
そもそも、どこが利幅を狙える状況なのか、
環境認識の技術が必要ですが、
自分の性格的にも、なるべく一度のトレードで値幅を取りたい、
またそうしたスタイルでこれまでトレードしてきたので、
ショートに限っては、値幅が狙えそうな時には利を伸ばす、
というルールにしようと思います。
上記の変更点2つは、それぞれは対立した内容です。
ひとつはさっさと利食いする、
もうひとつは利を極力伸ばす、
当然ながら判断に迷うケースも出てきますが、
まずは自分の性格に合わせて、自分が運用しやすい
スタイルにアレンジして次からの過去検証を行ってみます。