陰性変力作用とは、心筋の収縮性を下げる作用のこと
心筋の収縮性は,心筋固有のものではなく,様々な要因により変化する。 急性には交感,副交感神経によっても, 血中のエピネフリン,ノルエピネフリンやCaイオンなどの体液性因子や, 種々の薬物(カテコールアミン,ベーター遮断薬…
心筋の収縮性は,心筋固有のものではなく,様々な要因により変化する。 急性には交感,副交感神経によっても, 血中のエピネフリン,ノルエピネフリンやCaイオンなどの体液性因子や, 種々の薬物(カテコールアミン,ベーター遮断薬…
上質性頻拍の治療薬、 アデノシンとワソランの使い分けについて。 アデノシンは、 洞結節と房室結節の両方に作用する。 アデノシンは10~20mgを急速静注する。 代謝が速く、10秒から20秒で代謝される。 素早い房室結節の…
3月30日、31日の日当直メモ。 ・15時30分、2階閉鎖病棟よりコールあり。 患者記録の記載。 主訴は不穏、リスパダール1mg錠 ( 中枢神経系に作用するドパミンやセロトニンの機能を調節して、 不安、緊張などの症状をし…
JCS=Japan Coma Scale ジャパンコーマスケールについては、 医療従事者であれば知らない人はいないでしょうが、 このJCSの覚え方を分かりやすく解説した動画を 見つけました。 ツボでした。 北斗の拳のシュ…
1.CHARGE症候群 ・C:coloboma of irs (虹彩欠損etc) ・H:heart defects (心臓病) ・A:atresia of choanae (後鼻腔閉鎖) ・R:retarded grow…
1.遺伝性球状赤血球症 ・病因=赤血球膜蛋白の異常 アンキリン、バンド3、プロテイン4.2 ・アンキリン遺伝子の異常は大部分が常染色体優性遺伝 ・ただし、日本では稀。 ・日本で多いのはプロテイン4.2の異常で、 これらは…
2019年2月19日の日常診療メモ。 1.結節性硬化症 ・6千~1万人に1人 ・常染色体優性遺伝 ・TSC遺伝子 ・過誤腫 ・横紋筋腫は自然退縮 ・皮膚病変は80%以上 ・顔面の血管線維腫が悩ましい ・ラパリムスゲルは安…
先日経験した症例。 在胎37週6日、出生体重2400gとLFDぎみのベビー。 右眼が白濁している。 年間1500人以上のベビーが生まれる。 近年は更に増えた。 これだけの数が生まれれば、 いくら胎児スクリーニングがしっか…
新生児期、乳児期の赤ちゃんにはおむつかぶれは頻繁に認められます。 1ヶ月検診でおむつかぶれがあって、軟膏を処方されることも 多いでしょう。 おむつかぶれに一般的に処方される軟膏としては、 亜鉛化軟膏とアズノール軟膏が多い…
新生児マススクリーニングの目的は、 先天性代謝異常症・内分泌異常症を新生児のうちに早期発見し、 発病させないように早期治療することによって、 障害の発生を予防することにあります。 足底からヒールカットで採血し、 血液を濾…