3月30日、31日の日当直メモ。
・15時30分、2階閉鎖病棟よりコールあり。
患者記録の記載。
主訴は不穏、リスパダール1mg錠
( 中枢神経系に作用するドパミンやセロトニンの機能を調節して、
不安、緊張などの症状をしずめ、精神の不安定な状態を抑え、
気力や関心のもてない状態を改善させます。
通常、統合失調症、小児期(原則として5歳以上18歳未満)の
自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の治療に用いられます。)
内服後に少し落ち着く。
・以前の当直日誌を見てみると、リスパダール内服でも不穏が続く患者さんに、
ハロペリドール1Aivを指示していた。
( 急激な精神運動興奮などで,緊急を要する場合に用いる.ハロペリドールとして,通常成人1回5mgを1日1〜2回静脈内又は筋肉内注射する.
なお,年齢・症状により適宜増減する.)
・ハロペリドールの他に、レボトミン筋注という処置をしている患者もいる。
(レボトミン筋注25mg: 神経伝達物質であるドパミンおよびセロトニンの受容体を遮断する作用があり、不安や緊張をやわらげ、気分を安定させます。
通常、統合失調症、躁病、うつ病における不安・緊張の治療に用いられます。)
・19時40分 食後に嘔気を訴える患者でコールあり。
SM配合散(適応:食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐)
があるようなので、それを内服してもらうよう指示した。