日経平均下落により企業型確定拠出型年金の運用益がマイナスになるも、やはり節税効果が勝る

今日は2018年12月25日。
クリスマスですが、平日火曜日ですので、
普通に仕事をしておりました。

更に、今夜は新規のスポットアルバイト当直です。
少し遠方ですが単価が高く市内よりも50%ほど高いので、
負担が少なければ今後もスポットで入ろうと
思っています。

さて、気付けば日経平均が暴落しているようで。
1年3か月ぶりに2万円を割り込んだとか。

FXもしていますが、基本短期トレーダーなので、
ファンダメンタル要素は気にしていません。

株式も保有してはいませんが、
ひとつ、影響が出る商品があります。

それが企業型確定拠出年金。
これは私が現状、100%日本株式で運用している為です。

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積み立て開始当初からしばらくぶりの運用益マイナスに転落

積み立て当初の初回3回は、
あいおいニッセイ同和確定拠出年金用傷害保険(5年)
に振り分け、

以後は全て、
ノムラ日本株戦略ファンド(確定拠出年金向け)
に振り分けしており、

ノムラ日本株戦略ファンド(確定拠出年金向け)
が取得額の93%を占めている状態ですが、
このファンドは国内株式で組成されており、
当然ながら日経平均の影響を受けます。

日経平均が下がれば、当然ながらファンドの評価額も下がります

株価はここまで順調でしたので、
ここまでの運用期間中ほとんどの期間は
運用益がプラスで推移してきましたが、
遂に今回の日経平均暴落により、
運用益がマイナスに転じました

2018年12月25日現在、
マイナス6万円ほどの評価損となっています。

国内株式で運用している以上、
やむを得ない結果だとは思いますが、
今後もこのファンドのみで継続していく予定です。

逆に安くなっている時にコンスタントに買っていく。
平均取得価額を下げる。

最終的に、というのは自分が60歳を超える時に、
日経平均が現状よりも上昇していれば、
マイナスにはならない。

先はどうなるかはわかりませんが。

それよりも、確定拠出型年金は節税効果が大きなメリットです。

年間30万円強、60歳までなら500万円強の節税効果を生み出す確定拠出型年金

現状、毎月54,000円を拠出しており、
年間ですと648,000円の拠出額になります。

この掛金は所得から控除されますので、
現状の私の個人所得を2000万円として、
どれぐらいの節税効果があるのか?
というのをシミュレーションしてみました。

掛金は所得税と住民税を計算する際、
所得控除(小規模企業共済等掛金控除)として
差し引くことができ、
所得税と住民税の節税メリットがあります

シミュレーション条件として、
本来私が加入しているのは企業型確定拠出型年金ですが、
そのシミュレーションができるサイトが無く、
個人型でのシミュレーションを自営業ということで
代用してみました。

自営業なので、収入ではなく所得して計算しています。

年齢は43歳。
所得は2000万円。
月々の掛け金が54,000円です。

運用利率は今回の節税額の計算には影響してきません。

この条件でシミュレーションしてみると、
次のような結果となります。

これです。
確定拠出型年金の最大のメリットは。

年間節税額324,000円
60歳になる17年間で、
5,508,000円もの節税効果があります。

60歳まで掛金を引き出せないというデメリットもありますが、
余剰資金でやっている分にはまるで影響の無い話です。

これは単に知っていれば確実に得られる節税方法ですから、
高額所得者であればやらない手は無いと思います。

また、運用益も非課税ですし、
一時金として受け取る場合、
退職所得となり、
退職所得控除が受けられることも大きなメリットです。

運用パフォーマンスについては気にせず、
このままの運用を継続し、
たとえ株価が下がったとしても、
その間はドルコスト平均法の恩恵を受けることになります。

拠出額が拡大されてくれれば、
さらに有り難いのですが。

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